2TBの雑文置き場

ブログというより説明書置き場というか

デレステ「Live Groove Visual burst」(201801)で2000位以内に入った話

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20180228追記

f:id:twoterabytes:20180228163926p:plain 端的に申し上げるならば、この記事に書いてある内容は完全に古くなり参考にできなくなりました。より新しい攻略を自ら編み出すか、他をあたっていただけますと幸いです。以下、当時の雰囲気を残したままの記事にご興味のある方だけどうぞ。

ごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。2TBです。旧年中は各方面に大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。blogは気まぐれにしか書かないと思いますが…

さて。

皆様は、先日のアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ内イベント「LIVE Groove Visual burst」201801 "Happy New Yeah!"には参加されましたでしょうか。そう、上位報酬がはぁとさんこと佐藤心さんだったあれです。

安部菜々にすくわれたかもしれない話 - 2TBの雑文置き場などでも書いているとおり私はウサミンこと安部菜々さん担当でありますが、その記事でもちらっと書いている「入り口の入り口」からも察せられるとおり、はぁとさんこと佐藤心さんも担当しています。何だこのキャラクター可愛すぎか。で、そんなはぁとさんがイベント報酬に来る、と。前回のイベント報酬は2016年10月のPARTYのときですので1年3ヶ月ぶり。しかも上位報酬での参戦ということは、頑張り次第で☆15にすることも可能であるということ。イベント予告1ではぁとさんが喋りだしたときは喜びと恐怖が同時に感じられる不思議な感覚を味わったものです。

今回の記事では、このイベントを走るにあたり、どのような方針を立てたとか、どんな情報を調べたのかとかそういうのを大雑把にまとめています。今後Grooveイベを走る人の一助になれば幸いです。

なお、この先過去のイベント情報などの参考として、頻繁にアイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】 - Gamerchを参照しています。特に、唐突に出てくる当時のボーダーの情報の多くは【イベント】LIVE Groove Visual burst 201801 -アイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】 - Gamerchを参照しています。データの前後推移などを確認したい場合は、各ページを同時に開いて見比べていただけますとわかりやすいかと思います。

実行計画

私はPの端くれでは有りますが、同時に普通の社会人でもあります。「10年後もその先も1」P活動を続けるには、地に足の着いた動きでなければなりません。無理をして続くものはない。そこで、昨年末、イベントが始まる前の段階で、まず以下のような大まかな方針を立てました。

  • 「最終目標」を、[Happy New Yeah!]佐藤心スターランク15と定める。これはイベント期間中に達成することを絶対の目標とはしない
  • 少しでも無理だと感じたら降りる。
  • 普段の生活を疎かにしない。
  • 極力、石は砕かない。

現在は、昔と違いLIVE PARTYでイベントSRの復刻が有ります。また、その後イベント限定スカウトチケットでのスカウトもできるようになります。これらを組み合わせれば、当該イベント不参加でも、復刻前までなら最大4枚まで、復刻完了後も2枚まではイベントSRを入手できます。つまり、イベント中に最低☆11まで上げることができれば、後日☆15にすることは可能だということです。必ずしも、2000位以内に入る必要はないと言えるでしょう。

そしてイベントの実施タイミング。新年イベントということもあり、世間一般の方はお正月休みで走りやすく、逆に家電販売員の私にとっては1年で1-2を争う忙しい時期であります。そちらがどのように転ぶかでは動き方を変える必要も出てくるかもしれません。これらを踏まえ、次の指針でイベントを走ることを決めました。

  • 基本的には、2000位以内を目指す。
  • 初日の2000位ボーダーの伸びを調べ、達成が不可能そうなら即座に降り、10000位以内=50000ptを目指す方針に切り替える。
  • 走ることになった場合、初日終了時点のボーダーから最終ボーダーを予想し、自身の副業時間や休日に合わせて「この日にどの程度稼げばよいか」を決める。
  • 計画は随時見直す。
  • スタドリの消費に糸目はつけない。
  • 石はケチる。

今回のイベントに参加するにあたり、私にいくつかの勝算がありました。一番大きいのが、イベント中に休日が3日あったこと、そのうち1日が最終日に割り当てられていたこと。一般的に、最終日であった9日は殆どの人にとっては平日であり、休日が最終日の場合に比べてボーダーの伸びが緩やかになることが期待できます(※緩やかではありませんでした)。しかしそれ以上に、休日である=1日イベントに費やすことも可能であるということは、他の人の動向に合わせて振る舞いを変えることができるということです。これが大きい。実際、今から振り返ってみれば、同じ3日の休日があっても、最終日が副業であったなら確実にボーダーは逃していたと思えます。

しかし、どうしてもムリなものはムリ、という場合はあります。【イベント】LIVE Groove Visual burst 201612 -アイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】 - Gamerch(宵乙女イベ)や【イベント】LIVE Groove Vocal burst 201708 -アイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】 - Gamerch(イリュージョニスタイベ)のように10万ポイントをあっさり超えてくるスピードだと、私の体力ではついていけそうもありません。そこで、そのような速度が観測されたら、即座に目標を50000ptに切り替えることにしました。過去のイベントデータを見るとわかることですが、Grooveイベントで10001位ボーダーが50000ptを超えたことは1回もありません。40000ptすらほとんど行っていないのです。つまり、50000pt稼げば10000位以内報酬の上位SR☆8+☆1、そしてポイント報酬の☆1x4が確実に手に入ります。後日☆15にするには十分です。

今回の私のもう一つの勝算、それは大量に溜め込んだスタドリ。さまざまなイベント攻略の記事を見ると、結構軽率に石をパリンパリンしている人が多いのですが、私はそこに少し抵抗がありました。石はガシャで割りたいところ。プレゼントボックスの表記が99+になって久しい私の現状なら、きっとドリンクだけで走りきることもできるに違いないと。結論から言えば、石を「ほとんど」割らずに最後まで走りきることができました(後述)。

また、イベントがGrooveだったことも、私にとっては有利な点でした。n倍モードのような、動向が急激に変化する要素が一切ないため、全体の動きを予測しやすく、計画を立てやすいのです。また、難易度を決定してとりあえず放置することで、スタミナの漏れも極限まで減らすことができます。実際、今回はその手法を併用することで、全体でのスタミナの漏れを最大に見積もって50程度まで抑えることができました。

ここまでを決め、とりあえずは副業に専念しました。年末は忙しいので…

開演

時間は飛んで、2日目の夜。この日の15時時点でのボーダーが12869。過去のイベントの推移とにらめっこして、どうやら【イベント】LIVE Groove Dance burst 201704 -アイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】 - Gamerch(Nothing but You/NEX-USイベ)のポイント推移に近似できるのでは、と感じました。日数も同じ9日間であり、24時間後ポイントが12727とほぼ同じ、さらに最終日が連休明けの平日であることまで酷似しています。仮定どおりであれば、最終は90000ptには届かない程度。

実は、1時間あたりに稼ぐことができるポイントは、過去のイベント走者から一定の値が示されています。Grooveイベントで99位以内(2桁称号)を目指す人へ向けて - 月を眺める孤島によれば、俗に言う「リタイア走法」、すなわちアンコールをわざとリタイアして、Groove3曲のイベントポイントだけを貰う方法で走った場合の1時間効率が3432ptとのこと。ランキング2桁を取ろうという人の走り方の話ですので、ほぼ理論値と言っていいでしょう。ここから、弱めに見積もって1時間あたり普通に走れば3000稼げると計算できます。つまり、毎日3時間ちょっとプレイすれば良く、休日に多く走ると考えれば平日はもっと少なくても良いことになります。

この時点で方針を「走る」に決め、大まかな1日あたりの行動を決めました。1日あたり、出勤日は7000pt、休日は15000pt。合計で87000ptと足りませんが、どうせ最終日は余計に走ることでしょう。

あると良いもの

記事の途中ですが、今回のイベントを走るにあたり、すでにあった・後から用意したにかかわらず、役に立ったものをご紹介します。

上着

お前何言ってるんだって思うでしょうが、朝起きてすぐのタイミングだと、手が冷たいのです。しかし、手袋してデレステやるわけにも行きません。そこで、肩から手首にかけてを温める手段としてフリースの上着を羽織ってやることで、手が更に冷えるのを防ぎ、逆に温まりやすくすることができました。手の動きはプレイ品質に直結しますので地味に重要です。

充電しながらイヤホンが使えるアダプタ

私はiPhone7でデレステをプレイしていますので、通常は充電とイヤホンの接続が排他です。両方を同時に使えるようにするアダプターを用意することで、副業明けなどバッテリーに不安があるときでも快適にゲームをプレイできるようになりました。

iPhone6S以前とかアンドロイドならそもそもそんなものいらない、という意見は見なかったことにします。

im@stodon

デレステのイベントは基本的に個人戦です。しかも、直接の対戦要素があるわけではないので、特に工夫がなければ孤独な戦いになりがちです。今回は、(雑談等もしつつですが)イベントの進捗をim@stodonで報告しつつ進めていきました。当時反応、応援してくださった皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

ちなみに、im@stodonは、「アイマス」の好きな方が集う「Mastodon2」の「インスタンス3」です。アイマスが好きな方、アイマスに興味のある方は是非どうぞ。アイマス以外の話もしょっちゅうしてますが、みんなアイマスが好きなのは間違いないです。

計画の遅延、実際の動き、そして

こちらをご覧ください。

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これは、最終日までの私のポイントの推移を時系列でプロットしたものです。一緒に書かれているオレンジ色の点は、先程載せた「1日あたりの行動」に沿った場合に達成しているべきポイントです(最終日を除き15:01で統一)。…いやあ見事に足りていませんね。特に6日目あたりの休日明けに届いていないのは本来であれば致命的です。休日にたくさん走るとは何だったのか。

ですが、私は全く焦っていませんでした。なぜか。

この6日目の辺りの時、私の実際の順位は2245位だったんです。2001位ボーダーが43523、私のポイントは41557。つまり、たった1時間でひっくり返せる差。この時点で再度NbYと推移を比較して、明らかにペースが遅いことを確認しました。これなら多分90000は行かない…。ドリンクにも限りはあるはずです。体力も無限ではありません。ここで、「とりあえず2000位には入っておき、抜きつ抜かれつで最終日を迎える」作戦に出ました。最終日朝時点で2000位以内にいれば、あとは推移を確認しつつ抜かれないように走ればいいだけです。理論値がある以上、順位が上回っている側が走る限り、下の順位の人が追い抜くことは絶対にできません。

運命の、最終日朝

起床してすぐ何回かプレイし、6:30時点でのポイントが67073。直後、2時間弱経過して8:15時点で69378、1961位。決まりです。しかしながら、このような安心と油断が死を招くことを、それなりにおっさんである私は知っています。過去のデータからも、ここから1万以上ボーダーが伸びることは確実であると言っています。止まる訳にはいきません。とはいえ、全力で走らなくて良くなったことは心理的負担を大いに軽くしてくれました。

15:01。当方ポイントは75471。2001位ボーダーは72513。NbYと同様の推移をしたとして、最終はここからさらに10000近く伸びることが予想されます。つまり、あと7000は稼ぐ必要がありますが、それは何度も取り上げている理論値から考えれば十分に可能、落ち着いて進めることに。なお、この直後に手持ちのスタドリを整理した時、ついにプレゼントボックス残数が99を下回り、「どこまで走るか」という見方も必要になりました。

19:01。当方81093。ボーダー76491。ボーダーがおもったより伸びていません。しかし、過去データではココからすごい伸び方をしています。最終日最終盤である以上当然のこと、ですが、理論値以上の速度は絶対に出ません。これはシステム上確実です。つまり、1時間以内にボーダーに追いつかれることはありません。かなり疲れていたので、ここで様子を見ることに。

20:01。当方81657。ボーダー78498。差分が理論値弱です。ここでやめても良かったんですが、あまりにも怒涛の伸びをしているので怖くなり、最後に2Grooveこなして終了。最終ポイントは82779となりました。20:46のボーダーが80448でしたので、最後の2プレイは悪くない選択だったと思います。何しろ、20:47にプレイを終えた(つまり20:46の集計からぎりぎり漏れている)人がもう2Grooveやると、最悪の場合20:46時点から1500近くポイントが入りますので…

検証にほぼ穴はないはずで、2000位入賞は確実と考えていましたが、それでもイベントを本気で走るのはこれが初めてですので、それなりに期待と不安の入り混じった感情のまま翌日へ。

そして結果発表へ

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やりました。

なお、最終ボーダーは2001位81399ptでした。つまり、結果から見れば20:01の時点でやめていても入賞はできたことになりますが、それは後からだから言えること。実際、何度も繰り返しているとおりガチで走れば理論値は3500pt程度ですし、Groove開始が20:59というパターンなら、最終盤だけは見かけ上理論値以上にポイントが入ることもありえます。なにより、ポイントの上位2桁が「17」なのが美しいじゃないですか。

なにはともあれ、これで、私の長い9日間はようやく終りを迎えました。

消費スタミナ

最終ポイント82779から逆算した値です。

1Groove効率 総消費スタミナ 自然回復分総計 レベルアップ回復 ドリンク消費分 スタドリ20換算 スタージュエル換算(最大スタミナ82の場合)
461の場合 8978 2376 328 6274 314 3768
564の場合 7338 2376 328 4634 232 2784

いずれも「MASTERハコユレLv50」の場合であり、461とはアンコールをリタイアした場合、564とはアンコールをMASTERでSクリアした場合のことです。

前述の通り最大50程度のスタミナ漏れがありましたし、逆に全てのGrooveでアンコールリタイアをしたわけでも、全てのGrooveでハコユレ50に到達したわけでもないため、実際にはこの2つの値の何処かに本当の消費量が隠れているものと思われます。が、それを検証できるほどのデータは持ち合わせていません。とはいえ、「スタドリ20換算で300本くらいあれば、石を一切割らずにGroove2000位以内に入賞できる(かもしれない)」とは言えるでしょう(イリュージョニスタ!や宵乙女、春霞などから目をそらしつつ)。

とにかく、普段から可能な限りスタドリは確保をしましょう。特に、毎月購入できる10/20(各5本、所持数制限の30本を越えたものは30日期限付きプレゼントに)、たまに購入できる30(5本、期限同様)や100(1本、所持数制限なし)は全部買っておくべきですし、「走らない」イベントでも、報酬で期限なしプレゼントのスタドリが手に入ったりするのである程度は進めておくべきでしょう。その積み重ねで、1年くらい溜め込んでおけばイベントを走りきることができます(※状況によります)。

石を「ほとんど」割らずに #とは

言い回しからすれば、僅かには割ったということになりますね。

何度かお話しているとおり、あるいはGrooveランカーの間ではすでに有名な話ですが、Grooveイベは「時間効率を求める場合は」アンコールをリタイアしたほうが単位時間あたりに稼げるポイントを増やすことができます(逆にスタミナ効率は落ちる)。そして、それならば「Groove中の3曲めでわざとライフを削っておけば、より素早くアンコールでリタイアできるのでは?」という疑問が湧くのは当然と言えましょう。

つまり、こういうことをします。

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試した限り、1回あたりの差分が約10秒と、Grooveで選ばれる楽曲次第で潰れてしまう程度の差でありました。まあ、全体としては多少の効果はあるかもしれませんが、以下の理由を持っておすすめしません。

もうおわかりですね。失敗のリスクが大きすぎます。

  • 石を割る必要が出る(10個)
  • その操作で、短縮できるはずだった10秒は潰れる
  • 失敗した時の精神ダメージがとても大きい

1度失敗してからはもう試さなくなりました。アホすぎる。

まとめ

  • 副業持ちの社会人でも、Grooveイベントで2000位以内入賞は可能
  • 石を(ほぼ)一切割らずに2000位以内入賞は可能
  • 計画が大事
  • 貯蓄も大事
  • イベントの推移次第では無理な時は無理なので、観察大事
  • いのちだいじに

一度走ったことで、Grooveイベントの大まかな特徴はつかむことができました。今回の記事が、もし他の誰かの参考になっていたら、これほど嬉しいことはありません。それでは、今回はこのへんで。

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  1. ウサミンこと安部菜々さんの2曲めのソロ曲「メルヘン∞メタモルフォーゼ!」の歌詞より。「THE IDOLM@STER CINDELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 09 ラブレター」に収録されているので、まだお聞きでない方はぜひ。

  2. マストドンTwitterIRCをあわせたみたいなやつ(で通じるんだろうか)。オープンソースのプロダクトであり、(相応の知識とリソースさえあれば)だれでも同じものを実行・運営することができる。im@stodonのように、特定のベースとなるテーマがあるインスタンスも多い。2017年4月ごろに日本の特定方面で大ブームになった。

  3. 大雑把に言えばサーバーのことです。