2TBの雑文置き場

ブログというより説明書置き場というか

ウサミンにガラスの靴を履かせるためにやったこと

ウサミンおめでとう

第7回シンデレラガール総選挙、お疲れ様でした。すでに公表されていますとおり、あるいは私を含むウサミンPの皆様の悲願のとおり、第7回を第ナナ回に、ウサミンこと安部菜々さんをシンデレラガールの座に連れて行くことが出来ました。改めて、ウサミンおめでとうございます。また、投票・ダイマその他にご協力くださった皆様ありがとうございます。

私はいわゆるPになってから比較的日が浅い…ともだんだん言えない年数になってきましたが、それでも出来たこと、やれたことはありますので、それを備忘録的に書き出しておこう、というのがこの記事の趣旨でございます。まとめを書くにはやや時間が経過してしまいましたが、より遅くなるよりはマシと信じて投稿します。

前提として

当然のことながら、「ウサミンに票を入れる・入れてもらう」ことを目的として実施した内容になりますので、すべての施策が全てのアイドルに適用できる銀の弾丸である、ということは絶対にありません。皆様が応援するアイドルの特性に合わせ、差し引きしたりアレンジしたりしてご活用ください。

また、私が「デレステから入って、投票のためだけにモバマスを始めた」という人間なので、そういう目で見ていただけると。

先に、大雑把にまとめ

  • モバマスを始めておく
  • 情報を発信・受信できる仕組みを手に入れておく
    • アイドルの魅力や情報を、些細なことでも発信する
  • 皆様に記憶してもらえることを目指す
  • 協力できる動きがあれば乗っかる(あるいは自らが動く)
    • ネタも広い心で(ただし行儀よく
  • 紳士に、真摯に振る舞う
  • 気負わない・楽しむ

私が概ね意識してきたことはこの辺です。

モバマスを始めておく

私が総選挙を意識し始めたのは去年の今頃です。当時はデレステからの投票は出来ませんでしたので、仮に1票だけでも投票するためにはモバマスに手を出しておく必要がありました。実はそれ以前に(たしかしんげきのモバマス内分を見るために)すでにアカウントは持っておりましたが、正直モバマスの何が面白いのか全くわからず、システムも複雑に見えてよくわからず、「ログボ入手+しんげき閲覧専用プログラム」と化しておりました。しかし、ログインボーナスのみで得られる票は約30前後と、決して少なくはないものの、イベントにまともに参加した場合に比べれば十数分の一であることもまた事実。

モバマスのイベントにはいくつも種類があり、中にはある程度時間をかけて下準備をしておかないといけないものもあります。「旧式のソシャゲだから、最悪金さえあればなんとでもなる」と思っていると案外痛い目を見ます。逆に、時間さえかけておけば、ある程度(ざっと200-300票)は一切の課金なしでも得られると思います(票のために新規に手を出すほどの情熱を持つ人が、一切無課金でいられるかは別の話ですが…)。

で…これは人によって考えが違うと思うのですが、私が考えるモバマスを楽しむコツは「イベントをやる」です。ちょっと無茶な気もしますが、いきなりイベントやっていいと思います。特に、(これは完全に始めるタイミング次第の運になってしまいますが)「アイドルプロデュース」「アイドルチャレンジ」「アイドルバラエティ」「LIVEツアーカーニバル」などの、「他Pとの協力要素がなく、純粋にアイドルのお仕事や魅力の深掘りが出来る」イベントはおすすめです。逆に、「プロダクションマッチフェスティバル」「ドリームLIVEフェスティバル」「トークバトルショー」「アイドルLIVEロワイヤル」「ぷちデレラコレクション」などの他Pとの協力要素があったり対戦色が強いもの、事前に時間をかけて準備を整える必要があるものは初期にはちょっと辛いかもしれません。

ちなみに、私がちゃんと取り組んだはじめてのイベントが第25回アイドルプロデュース 夏島☆シーサイドLIVE!!でした。「これくらいの時期からイベントのやり方知っておけばまあなんとかなるやろ…」という発想でしたがまあなんとかなりましたね。ついでに、モバマスを続けている人が何に魅力を感じているのか、何となく分かるようになりました。昨年のイベント履歴を見ると、そろそろアイプロが実施されそうなので、来年に向けて…という方はチャンスかもです。

なお、協力要素があるものに関しては、新人歓迎のプロダクションなどの門戸を叩く方法があります。いろいろ知識伝達や支援をしてくれるところもあるようなので探してみると良いでしょう。

早く始めておいたほうがいい理由

例えば、デレステでもレベルが高くなればスタミナが増えてライブをたくさんこなせますね?そういうことです。

情報を発信・受信できる仕組みを手に入れておく

現時点では、Twitterアカウントを持っておけばいいと思います。で、純粋に自分の興味のあるアカウントをフォローしておく…要は普通に使えばいいです。

で、いまさら総選挙のためにTwitterを新規に始めるような人はそんなにいないと思うので普通のことを書きますが、「TwitterのTLで見えているのは『自分だけの世界』だ」ということを意識しておくと良いです。あなたのTLで落花生が大ブームでも、世間的に、あるいは世界的にもそうとは限りません。

あと、今だとDiscordやMastodonのアカウントもあると便利かもしれないです。Discordは各種アイドルごとの専用サーバーが数多く設置されており、そのアイドルについての情報交換には便利だと思います。Mastodonは昨年の春に日本を中心にブームになり、現在は当初に比べればやや落ち着いた流れではあるものの、Twitterの動きが大変に不穏なため使い方を覚えておくのもいいでしょう。今回の目的から考えれば、Twitterと違い、フォローフォロワーの関係にない人にもある程度広く情報が伝わりやすい特徴があります(Twitter的に言えば、フォロワー0の状態でインプレッションがデフォルトで数百行くようなもの)が、その分自分の意図通りに発言が伝わるか、Twitter以上に気にしておく必要がある点には留意が必要です。

アイドルの魅力や情報を、些細なことでも発信する

こちらのツイートをご覧ください。

ウサミンPに分類されうる人ならたぶんそれなりの数の人が知っていると思う、「衣装ごとにウサ耳の形や付け方が違う」ことをご紹介したツイートですが、比較的広く拡散しました。タイミング的かつ私のクラスタ的に「そうなんだよ、みんなも知ってくれ」もそこそこあったと思いますが、「知らなかったへえー」も結構あったのではないかと想像しています。自分のクラスタでは広く知られている、有名であると考えられることであっても、改めて広めようとする価値はきっとあります。

そして、なんとぉ!今、Twitterにはうってつけのタグが存在します。是非参考まで。

皆様に記憶してもらえることを目指す

某浅利七海合作じゃあありませんが、「誰に投票しようかな」と思ったときに、こちらの目的のアイドルを思い出してもらえるかどうかはやはり重要です。…本物の選挙で名前を連呼する候補者の街宣カーを肯定するようでちょっとあれなのですが、何かにつけてアイドルをこじつけるというのは方法としてナシではないと思います。ただし、(後述しますが)ネタをする場合同様、そのやり方には十分気をつける必要があります。例えば誰かを貶めたりはしないほうが良いでしょう。誰も得しません。

私がやった、ここに関連する施策の例は以下です。

  • Usa_botの開発
  • 今日は何の日
    • 総選挙が正式に発表されてから1ヶ月続けたもので、その日の記念日などにこじつけて毎日ウサミンを紹介しています。なお、第7回総選挙が一区切りした今でも継続中です。

協力できる動きがあれば乗っかる(あるいは自らが動く)

ウサミンP的には、今回の「第ナナ回」が一番わかり易い例でしょう。なんでも、わりと初期の選挙の頃から「第7回はナナにちなんでウサミンだな!」といった発言を、行動を、空気を出していた先輩Pが多く存在したららしいですね。私などはそれに全力で乗っかっただけですが、わかりやすい旗印があるのとないのとでは動きやすさが大きく違うでしょう(「わかりやすい旗印」の他の例としては、ミリシタのシアターブーストの際の「名探偵ナンナン」などはそれ以上ないやつだったと思います)。ただ、こればっかりはアイドルごとの特性(しかも取り上げた例に関しては「名前」という変更不可能要素)に結びついたものなので、皆様が応援したいアイドルに合わせた「何か」を皆様自身で見つけてもらうしかありません。

他にも、各種一斉投票企画などはわかりやすいでしょうか。シンデレラガール総選挙では、投票後のセルフ出口調査(Twitterで「○○に投票したよ!」って投稿できるあれ)が可能であり、それを決まった時間に、あるいは特定のタグを付加して実施することで話題性を高める方法ですが、今回出口調査の集計botの影響がそれなりにあったらしいこともあり一定の効果があった模様です。

ネタも広い心で(ただし行儀よく

これもアイドル特性に大きく左右されると思うのですが、「ウサミン」という存在自体が、いわゆるネタ要素を許容しやすいキャラクター性をしていることから、ウサミンPの間ではウサミンを「いじって」広めようとする動きがままあります。近年ではBBEMYなどはその最たる例でしょうし、何故か突然流行ったウサミン豆腐などは、もはやウサミンPの間でも「なんだあれ…」感半端なかったです(手足生やして走らせたやつが何言ってるんだって感じですが)。

参考:手足生やして走り回るウサミン豆腐

しかし、これは諸刃の刃です。まず、アイドル特性、または取り巻く環境がネタを許容できないときは諦めるしかありません。また、ネタが広まるとネタ「だけに」乗っかる人が出てくることも受け入れる必要があります(それに関する私の雑感は後で)。加えて、いくらネタが許容されていても、発信側はTPOをわきまえる必要があります。ネタが好きな人ばかりではないはずですので。つまり、ネタを使ったダイマは、実は結構難易度が高いです。見極めが難しい場合は、素直に普通のダイマ(つまり、地道にアイドルの魅力を伝えたりする)にしておくほうが無難です。

ですが、逆にネタダイマがうまく刺さると、その知名度/認知度を爆発的に広めることが出来、その後の本丸である「あの(このようにネタにされた)アイドル、実はこんな子なんだよ」という説明にスムーズに移行できるようになります。あるいは、何らかのイベントとかコミュで見かけたときに、「あっネタダイマで見たアイドルだ!」などと興味を持ってもらえる可能性が上がります。

ネタ先行で知名度が広まってしまうことについて

ウサミンPとしての私の考えは、Twitterで見かけたとあるツイートとほぼ同じなので埋め込み引用させていただきます。

紳士に、真摯に振る舞う

たぶん一番重要なことは、お互いがお互いをリスペクトする精神を持つことじゃないかなーとか思ったりします。

何しろ、シンデレラガール総選挙は(おそらく、シンデレラガールズが続く限り)ずっとあるのです。今年が終わったらはいそこまで、というものでもありません。また、その年によってトレンドも各P個々人の動きも異なってくるでしょう(今年のウサミンPが一点突破だったように)。結局の所、長い目で地道にP活動をするのが一番の近道なのではないか、そのときに他の方のダイマを見て、アイドルの未知の素敵なところをさらに知ることが出来たならそれもまた良いことなのでは、と思います。

気負わない・楽しむ

結局これです。楽しいことであるからこそ、それが伝わるのだ、と私個人は考えています。

むすび

駆け足ですが、私が総選挙期間にて注意してきたことを簡単にまとめました。もちろん、技術的にはもっと話すべきことはあろうかと思います。投票券をたくさん手に入れるための動き方であるとか、より多くの人にダイマが刺さるようにする文章の書き方であるとか…

でも、それってもう色んな所に書かれているので、私が言いたかったこと、知っていたら助かっただろうことを中心にまとめたつもりです。お役に立つかはかなり微妙なところですが、まあそのn=1の事例として参考にしていただければ幸いです。ウサミンこと安部菜々さんをよろしくお願いします。

アップデート履歴

  • 20170519-0900JSTごろ
    • 「皆様に記憶してもらえることを目指す」を追記。